DOMISO PROJECTO
始まりのストーリー
【東経135度から新しい文明が始まる】
2020年5月緊急事態宣言中に読んだ「ガイアの法則」(千賀一生氏 著)に書かれていた
この言葉に、私は衝撃を受けました。
コロナへの恐怖で日本中が混乱していた時期だったからです。
こんな状態の日本から新しい文明が始まる?私は信じられませんでした。
また新しい文明は1995年の阪神淡路大震災から既に始まっていると書かれていて、更に驚きました。
ガイアの法則とは、文明の興りと繁栄、そして衰退には法則がある。
そしてその文明が興る地域が、世界最古のシュメール文明から約800年ごとに東へ西へ交互に移動するというものです。
地球は その移行のリズムを正確に刻んでいて、1995年に大地は日本からの始まりを告げたのでした。
あの震災の被害は大きいものでしたが、一方で日本人の素晴らしさも表に現れました。
水や食糧をもらうために順番を守る。
暴動、略奪は全くなく、ゆずり合い助け合い、皆んな落ち着いて笑顔で対応する姿に私は感動しました。世界中から賞賛も受けました。
これは縄文時代1万年以上平和な国を維持した私たち祖先の遺伝子(YAP遺伝子)にスイッチが入ったためです。
その遺伝子は「平和遺伝子」とも「親切遺伝子」ともいわれ、本来私たち日本人がもっているもの。
ただ残念なことにそれは眠っていて、危機的な状況になった時に発動してきました。
私は、他に何か方法はないのか?と考えました。
災害ではなく、もっと穏やかな方法でYAP遺伝子にスイッチを入れる方法はないのだろうか?と探し始めました。
【出会い】
2021年1月、ある作家さんと出会いました。
彼は言います「森羅万象は全て振動している。
その振動の響きに意識を合わせると音が聴こえてきて、それで曲が生まれる」と。
彼はそれまでに聖地と言われる山や神社の曲を作っていて、その曲はその土地のエネルギーを鎮めたり活性して整えることができると言うのを聞き、私は「これだ!」と閃きました。
東経135度上の聖地を巡り、その地の響きを音楽にすれば、大地のエネルギーを整えられる。
たとえ地震が起きても、その規模を小さくできるかもしれない‥そう閃きました。
音楽は人を癒し、元氣にします。
また過去の記憶を思い出させてくれることもあります。
たとえば ユーミンの卒業写真を聞くと、同じ体験はなくても自分の学生時代の記憶が蘇ります。
それなら、眠っている遺伝子の記憶を呼び覚ますかもしれない。
そんな期待も持ちました。
冷静に考えたら、クレイジーな閃きです。
でもそう閃いた時、身体が震えるほどの歓喜が湧いてきたのです。
その感覚は初めての体験でした。
この歓喜はGOサインと受け取り、自分の感覚を大切にすることにしました。
そして、そのアイデアを作曲家・北方喜旺丈(ひろたけ)さんに伝えると
ガイアの法則を知っていた彼は二つ返事で賛成してくれたのです。
【仲間集め】
次に北方さんの紹介で、梅川祐寄子さんに出会いました。
彼女は森羅万象の響きを「言葉」で受け取る方でした。
彼女が紡ぐ言葉で、東経135度上にある土地のエネルギーが伝えるメッセージが分かります。
祐寄子さんにも協力を求めると引き受けてくれました。
これで東経135度の音霊と言霊が生まれます。
そのメッセージを美しい倍音声で朗読家・北方邁羽さん(北方ひろたけさんの奥様)に読んで貰おう。その声は聴く人を癒します。邁羽さんにも協力いただきました。
そして東経135度上にある聖地を巡る旅の様子を映像に残しておこうと
アートディレクターの小西和樹さんにお願いしました。
さらにプロジェクト全体のサポートとHP作成やチラシのデザインを託せる
デザイナーのカオリさんにも加わっていただきました。
これで6人。もう一人ほしいと思ったのが、舞を舞ってくれる方です。
神様は舞が大好き。
神社でご祈祷をお願いすると祝詞(言霊)があり、太鼓や笛の音(音霊)に合わせて
巫女の舞があります。
この方に!と閃いたのは、フラフープアーティストのまゆみさんです。
私は一度会ってその舞に一目惚れし、全く面識がないので北方さん夫妻を通してお願いすると
快くメンバーになってくれました。
これで7人のプロジェクトメンバーが揃いました。
【12章の作品完成】
このプロジェクトは「ドミソ・プロジェクト」と言います。
「ド = 1」「ミ = 3」「ソ = 5」‥東経135度を意味します。
東経135度とは子午線のことですが、その線上はもちろん135度から136度にかけての地域が
新しい文明発祥の地となるそうです。
プロジェクトは 2021年8月24日 神戸市岡本にある保久良神社から始まり
京都府京丹後、兵庫県西脇市、大阪市、奈良県、和歌山県の14ヶ所を巡り
2022年7月27日 明石に近い神出神社(ドンピシャ東経135度上にあります)で
旅の幕が下りました。
音霊・言霊・舞に加えて日本の四季の原風景が織りなす
12章の美しい映像作品が完成しました。
早速 身近な方々に小さな上映会を開いて観ていただきましたら、
「浄化されて、涙が溢れました」
「心も体もスーッと軽くなりました」
「迷っていたことがあったけど、答えがわかりました」などの感想をいただきました。
とても嬉しい感想で大きな励みをいただいたものの、問題がありました。
1つは、12章全部を観てもらうのに時間がかかることです。
1本は20〜30分の映像ですが、それが12本となるとボリュームが大きい。
もう一つは、邁羽さんの朗読以外の言葉がないので、何をしているか分からない
シーンがあることでした。
それで12章を2時間くらいにまとめて、ナレーションを加えた映画を創りたいと考え、
引き受けてくれる映画監督さんを探しました。
【新たに映画に】
幸いなことに、ドキュメンタリー映画専門に素晴らしい作品を創ってこられた
岩崎靖子さんとご縁を頂き、岩崎さんは映画創りを引き受けて下さいました。
さらに心強いことに、岩崎さんの夫さんで、同じく映画監督の田中貴大さんも
編集に加わってくださいました。
お二人のご協力を得て、12章の映像はドキュメンンタリー映画に生まれ変わります。
映画のタイトルは「むすひ135」です。
「むすひ」とは、様々なものを結びつけて新たな生命や活力を生み出す力のことです。
「結び」の語源でもあります。
この映画を通して、天と地と人を結ぶ。人と人を結ぶ。自分の真我と結ぶ。
全てにむすひが起きることを祈ります。
私たち一人ひとりが新しい文明を創る主人公です。
共に愛と調和の世界を目指し、手をむすびましょう!
大きな和になりましょう!
DOMISO PROJECT プロデューサー 竹田悦子